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オスグッドの痛みをバネにしてサッカーに復帰したYくん

子どもの膝の痛みにオスグッド病という症状があります。

Y君(中2)は小学5年生の時に膝に痛みを感じ始め、

大好きなサッカーができなくなってしまいました。

 

 

Y君から

Y君のお母さんから

 

早く治したいY君は、いろんな治療院へ行きましたが、

先生からは「身長が止まったら痛みも治まるから痛み止めや注射を打って、

だましだましやるしかないんだよ。」といわれ、

痛みをこらえながらのサッカーは、どんどん辛いものになってきてしまいました。

 

近所の良いと言われる治療院へは行っても改善がみられず、

辛そうなY君の姿を見ていたお母さんがインターネットで

いろいろ調べてたまたまこちらを知ったそうです。

 

始めてきた時のY君は膝のお皿の下を押すと激痛が走り、

屈伸は痛みで下までしゃがむことができない状態でした。

 

オスグッドは、一般的には“成長痛”と言われ、

骨の成長にそこにくっついている筋肉が引っ張られそこに

痛みを起こすと言われています。

 

成長期の子どもたちの特有の症状であり、

Y君の様に成長期が終わるまではうまく付き合うしかないと

言われるケースが多いようです。

 

でも、成長期の子どもが全員オスグッドになるわけでもなく、

両ひざではなく片膝だけが痛い子も少なくありません。

 

オスグッドは、成長期が終わるまで我慢しなければいけない症状ではなく、

改善していく症状です。

 

こちらに来られるオスグッドの子の多くは、膝の動きに関わる筋肉に硬さがあり、

その筋肉を柔軟にすることで、痛みが改善していきます。

 

Y君も太ももをはじめ股関節や足の関節に関わる筋肉を柔軟にすることで、

徐々に痛みが引いていき本人も手ごたえを感じたそうです。

 

サッカーのクラブでは、体を動かすことはできなかったのですが、

試合ではコーチの近くに座って、コーチの指示や何気ない言葉を

しっかり聞くようになったそうです。

 

以前のY君は、コーチからの指示があまり理解できなかったようですが、

隣に座ってチームメイトの動きを観ていると、

コーチの言うことが良く理解できるようになってきたそうです。

長い間膝の痛みで辛い思いをしてきましたが、

その時できることを精一杯やってきたY君は、

 

痛みの期間が長かったから、改善にも少し期間がかかりましたが、

今では思いっきり走れるようになって、

以前よりもサッカーを楽しめるようになったそうです。

 

 

 

 

大好きなスポーツがケガで出来ないことはとても辛いことも、

Y君の様にその時期をチャンスに変えることができれば、

復帰後は以前よりもパフォーマンスがアップすることは珍しいことではありません。

 

もし、今オスグッドで辛い思いをしていても、

ピンチをチャンスに変えることは可能です。

 

大丈夫です。一緒に頑張りましょう。

↓オスグッド 症状ページ

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