へバーデン結節・ブシャール結節(変形性指関節症)

「もう指は治らない!」と、あきらめていませんか?

指をぶつけるとビ~ンと激痛が走る

指の関節が膨らんできた

指の関節が曲がってきている

指に水膨れのようなものができた

指がはれ上がって曲げられない

朝、指がこわばる

ビんのフタがあけられない

指を動かさなくても指の関節が痛い

裁縫ができない

ペンで字を書くとき痛い

 

このような症状で病院へ行くと、第1関節ならへバーデン結節・第2関節なら“ブシャール結節”(変形性指関節症)と、聞きなれない診断を受ける場合があります。

 

1.病院へ行ったら「治療法がない」と言われた

 

病院へ行き、へバーデン結節と診断を受けたあと、お医者さんから、

「この症状は治療法がありません。」

「しばらくすると、痛みは引いてくるのでそれまで様子を見てください。」と

言われることは、少なくないそうです。

 

せっかく、指先の痛みや変形を治してもらおうと病院へ行ったのに、

お医者さんからは思いもよらないことを伝えられ、途方に暮れてしまいます。

 

こちらに来られてたYさんも、そのお一人でした。

 

Yさんは、裁縫の仕事をご自宅でされていましたが、

1年ほど前から指の第1関節に痛みを感じ始め、

痛みは、徐々に増して、指を動かさなくても痛みを感じ、

朝は、こわばりで、しばらく指を動かせなくなりました。

 

 

大好きな仕事が続けられなくなるという不安を感じたYさんは、

近所の総合病院へ行くことにしました。

 

リウマチの血液検査やレントゲンを撮り、お医者さんから、

「これはへバーデン結節ですね。」と、診断を受けました。

 

Yさんは、聞いたことのない症状であったことは驚きでしたが、

それ以上に衝撃的だったのは、「この症状は、放っておくしかありません。」と、

伝えられことでした。

 

お医者さんからの説明では、へバーデン結節の一般的な原因は、

使い過ぎによるもの、年齢やホルモン異常、遺伝などと言われていますが、

実際には、はっきりとした原因はわからないということでした。

 

Yさんの頭の中では、「治らない。」「原因不明」という言葉が、グルグル回って

見の前が、真っ白になったとその時の様子を話してくれました。

 

2.へバーデン結節は決して原因不明な症状ではない

 

Yさんは、「痛みを感じず裁縫をしたい。」という思から、接骨院やマッサージ、

鍼灸など、良いと思われるものは積極的に治療を受けてみましたが、改善すること

はありませんでした。

 

 

ご自身でも指のマッサージやストレッチをしてみましたが、かえって痛みが増して

しまい、仕事や家事への意欲が日に日に薄れてきてしまったそうです。

 

そのような大変な思いをされてきたYさんでしたが、

こちらに来られるようになって、施術と、今までの生活習慣を見直し変えることで、

治る可能性を、徐々に感じられるようになりました。

 

早期改善と予防のために、何より、痛みを起こさないための環境づくりが大切なのです。

 

そして、今では、痛みを感じることなく、お仕事や家事ができるようになったYさんは、

「あの時の痛みは良い経験になりました。」と笑顔で話してくれるまでに

なったのです。

 

もし、このホームページをご覧になっている あなたが、現在行っている治療に効果を

感じられなかったり、何もせずに放っているのであれば、症状は、どんどん進んでしまう

可能性があります。

 

へバーデン結節は、一般的には原因がはっきりしないと言われていますが、

痛みは、体から発する危険信号であり、そこには必ず原因があります。

 

へバーデン結節も同様に、原因不明の症状ではなく、その原因を明らかにして、

適切に対処できれば、改善の可能性は充分あると考えています。

 

あたも、Yさんの様に、諦めずに次の一歩を踏み出してみませんか。

 

3.へバーデン結節の本当の原因

 

3-1.痛みや変形の原因は硬くなった筋肉

 

病院では、骨の変形や指の関節の間が狭くなっていることで

痛みになることを説明してくれます。

 

痛みは、骨の変形や関節の間が狭くなってしまったもあるのですが、

あくまで、それは結果であり、そもそもそうなった本当の原因があると

考えています。

 

私は、へバーデン結節の患者さん方を診てきたうえで、

多くの場合の原因は、硬くなった筋肉であると感じています。

 

指は(図)のように、前腕部(手首から肘からの部位)の筋肉が伸びたり縮んむことで、

 

動かすことができます。

 

f-mt.info/condition/tenosynovitis/458.html

へバーデン結節の患者さんは、

リラックスしている時も指先が曲がっている方が多く、

硬くなった筋肉が常に指先を引っ張り負担をかけていることが疑われます。

そのような負担が、積もり積もって骨を変形させ、関節を狭くしてしまいます。

 

 

私たちは、指に関係する筋肉を柔軟にすることで、症状の改善を目指します。

 

3-2.肩や腰なども指先に負担をかける

 

へバーデン結節の患者さんの共通点として長年肩こりを患っている方が

多くいらっしゃいます。

 

一見、指先と肩とは全く関係なさそうに思えますが、

体は、筋膜という膜で全身が覆われています。

下の図の様に、どこかが引っ張られると、どこかが窮屈になる様に、

 

いろんなところに影響をおよぼします。

 

http://hiraspo.com/より出典

 

筋膜は硬くなると縮んでしまう性質があります。

へバーデン結節の状態をゴム手袋に例えてみると、

ゴム手袋をぎゅっと引っ張り、指先が詰まった状態だと言えます。

 

この状態ですと、指先が詰まった状態で、指の曲げ伸ばしも大変です。

 

へバーデン結節の方には、ゴム手袋の様に突っ張った筋膜の緊張を取り

 

柔軟にすることも必要です。

 

https://ems.penncare.net/より出典

3-3.考えすぎは指先に負担をかける

 

へバーデン結節の患者さんは、とてもまじめな方が多く、

責任感の強い傾向にあります。

 

例えば、常に何かしていないと気が済まず、ゆっくり休むことに罪悪感を

持ったり、お風呂や布団に入って、本来であればリラックスできる時でも、

明日起きてからの予定を考えたりするそうです。

 

予定をしっかり立て、考えることはとても大切なことだと思いますが、

それが行き過ぎてしまうと弊害になります。

 

考え事をしていると、私たちの体は、無意識に呼吸が浅く小刻みになり、

体に緊張状態をつくります。

そのような状態が続くことで、指先に負担をかけてしまいます。

 

こちらに来られた方には、普段の様子を詳しくお聞きしながら、

痛みの原因を探ります。

 

リラックスできる環境をつくり体の持つ回復力を高め、

体に負担をかけ続けた生活習慣を変えていくための、

 

アドバイスやセルフケアをお伝えし、実行してもらいます。

 

Yさんは、指の痛みで大好きな裁縫や家事ができないほどの辛い毎日を

送っていましたが、こちらに来られて4回目からは、痛みが和らぎ始め

無理のない範囲で裁縫を少しづつ始めることできました。

 

以前の様に、裁縫に没頭することがなくなり、客観的にご自身を観ることも

出来るようになった。と、Yさんは、おっしゃっています。

 

施術を受けると共に、今までの生活習慣を変え、

できるだけリラックスできる時間を設けて、

セルフケアは一度に頑張り過ぎず、無理のない範囲で毎日続けられています。

 

今では、ほとんど指先に痛みを感じることなく普段の生活を送ることができ、

月に一回メンテナンスに来られています。

 

病院や治療院へ行っても改善されず、絶望的になっていたYさんの様に、

症状が改善され、以前の様に趣味やお仕事ができるようになることは、

珍しいケースではありません。

 

※指関節の変形に関しては、発症してから経過が浅い方は元に戻る傾向にありますが、

実際やってみないとわからないので、一度ご相談いただくか、お越しになって体の状態を

見せてください。

 

 

5.以前のような笑顔を取り戻しましょう

https://www.kobewedding.jp/より出典

  あなたは、へバーデン結節が良くなったら何がしたいですか?

 

・手芸や裁縫を楽しむ

・お料理をたくさん作って家族にふるまう

・ピアノなどの楽器を演奏する

・手紙を大勢の方に書く

・お箸を持つことに躊躇せずに食事を楽しむ

 

これは、決して希望で終わるものでははなく、現実に可能なことばかりです。

 

辛い思いをされたり、何をしたらいいのか不安を抱え悩んでいたら、

その第一歩として、まずはこちらにご相談ください。

 

必ずお伝えできることがあります。

痛みのない生活から以前のような素敵な笑顔を取り戻ししてください。

一緒に頑張りましょう。

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