手術をせずに腱鞘炎を改善して以前のような生活を取り戻す方法

あなたは、このようなことでお困りではありませんか?

 

☑痛くて指をしっかり握ることができない

☑スマホの操作が痛くて片手ではできない

☑痛くて字を書くことが大変

☑ペットボトルのキャップが痛くて開けられない

☑指が曲がらない、無理に動かそうとするとカックンと鳴って痛い

 

この様な症状で、病院へ行くと”腱鞘炎”と診断を受けることがあります。

病院では、痛み止めや湿布や注射などをして、

 

その後、改善がなければ手術をすすめられる場合があります。

 


Tさんもお医者さんから手術をすすめられた一人でした

 

Tさんが指の異変に気付いたのは、朝起きてペットボトルのキャップを

開けようとした時です。指の関節に「ぴきん!」と痛みを感じたのが、

始まりでした。

 

指の痛みは常に感じるものではなかったので、そのうち痛みも治まるものと思い、

しばらく様子を見ていたましたが、1カ月後には指を握ろうとすると痛みとこわばりが

常に出るようになり、ムリに動かそうとするとカックンと鳴るようになったそうです。

 

字を書くこととも辛くてできない位になり、Tさんは病院へ行きました。

 

 

いくつかの検査の結果、お医者さんから、腱鞘炎と、診断を受けました。

「原因は手の使い過ぎがほとんどなので、できるだけ控えるようにしてくださいね。」と

言われました。

 

Tさんは、長年 手芸が趣味で手を使う機会はあるもののそれほど手や指を酷使した

という記憶はなかったそうで、お医者さんの”使い過ぎ”という説明が、

ピンときませんでした。

 

病院での治療では、指の痛みが強かったので注射を打ってもらい、

薬とシップで様子をみることになりましたが、

その後も痛みが引かないため、再度受診すると、今度はお医者さんから、

「手術を考えましょうか。」と言われました。

 

 

いきなり手術と言われ、Tさんは、「えっ!!」と、

一瞬何を言われているのか、わからなかったそうですが、

 

しばらくして、ご自身の身体が深刻な状態であることを実感し、

目の前が真っ暗になったそうです。

 

そんな悶々とした状態の中、少しでも安心したいという思いから、

インターネットで腱鞘炎の手術について調べることにしたそうです。

 

検索をいくつかしてみると、手術で治る人もいれば、治らない人もいるようだ。

ということを知りました。

 

調べれが調べる程、心配はより募り「手術はしたくない。」

「自分のカラダにメスは入れたくない。」という思いが強くなり、

インタ-ネットでいろいろ検索したところ、たまたま、こちらを知ったそうです。

 

Tさんの指の治療は、施術と共に、指に負担をかけないための体の使い方や

生活習慣などをお伝えし、実行していただきました。

 

 Tさんは、休むことなく毎日アドバイスを実行しました。

 

その甲斐もあり、6回の施術で手の痛みが引き、

8回目では、指がバネのようにカックンとすることもなく、

今では、大好きな手芸を楽しめるまで回復されました。

 

Tさんの様に、もし、今手術をしようか迷っていたら、

 

その前にできることをやってみるのはいかがでしょうか。

 

1.腱鞘炎は手術をしなくても治る症状です

 

手術は炎症を起こしている腱の鞘(さや)である腱鞘(けんしょう)を切ることで、

腱との摩擦による炎症を、解消し、痛みを取り除くことを目的に行います。

 

しかし、こちらには、手術後も痛みが引かずに来られる方も少なくありません。

 

それは、なぜでしょうか?

 

https://sports119.jp/より出典

 

手術をしても、腱鞘炎が改善しないのは、腱鞘に痛みを起こしてしまった

本当の原因に対して治療をしないから、術後も痛みが残るのだと考えています。

 

例えば、ホースの先から出る水を止めようとします。

その時、出口をふさごうとしても、多少は水の勢いは収まるものの

水は”じゃ~じゃ~”と出続けます。

出続ける水を止めるには、ホースの元まで戻り、蛇口を締めないとダメなように、

 

腱鞘炎の治療も、痛みが起きている個所だけに対処しているだけでは不十分な場合があり、

水が出ている場所だけを見るのではなく、蛇口を締めるように、手や指以外の体全体をみながら

根本的な原因に対処する必要があります。

 

根本的な原因を改善することで、手術をしなくても良くなり、再発しないケースが多くあります。

 

2.患者さんの声

30代の女性の方から

50代女性の方から

3.腱鞘炎って何?知ることが治すための第一歩

 

腱鞘炎は、指を動かすと指や指の付け根が痛くなったりして、

ひどくなると指を動かさなくても痛みやはれたりします。

スムーズな曲げ伸ばしができず、指がカックンと引っかかるばね指や、

親指の付け根が痛くなるドケルバン病と診断されることもあります。

 

改めて腱とは?腱鞘?とはなんでしょうか。

 

筋肉の先には、腱という繊維状の組織があって骨に付きます。

筋肉の伸び縮みが腱を介して骨に伝わることで、指先が伸びたり曲げたり

 

できるのです。

 

腱鞘は、パイプのような形をして、腱が傷つかないように守ったり、

スムーズに動かせるよう所々にある腱のカバーのようなものです。

 

本来であれば、腱は腱鞘の中を抵抗なくスムーズに動くのですが、

何らかの原因でスムーズではなく抵抗が加わり、

 

 

擦れ合うことで炎症を起こした状態を腱鞘炎と言います。

 

 擦れ合うような摩擦の刺激が加わると、腱は硬くなりコブができます。

 

腱と腱鞘の間で摩擦を繰り返すと、腱は微細な傷ができます。

多少であれば自然に治癒するのですが、無理をして動かし続けることで、

自然に治癒する力が追いつかなくなって、腱は次第に太くなりコブを形成するように

なります。

 

例えるなら、ペンで字を書き続けると指にペンだこができるようなものかもしれません。

 

一般的には指の使い過ぎと言われていて、

美容師さんや楽器演奏者のように、普段から手や指を使うが方が多いのは事実です。

その一方で、あまり手を使わないと感じる主婦や育児中のママも、案外多いのも

実は腱鞘炎の特徴ともいえます。

 

先程、例えたペンだこも、同じように字を書いて、ペンだこができる人と、

ペンだこができない方がいるように、腱鞘炎も同様に、使い過ぎだけではない、

他の要因も隠れてます。

 

4.硬くなった筋肉が腱鞘炎に与える影響

 

腱と腱鞘が炎症を起こしてしまう原因の一つとして、硬くなった筋肉の影響が

大きいと言えます。

 

筋肉の伸び縮みが腱を介して骨に伝わることで、指先が伸びたり曲げたり

できるのです。

ですので、筋肉が何らかの理由で硬くなってしまうと、筋肉に縮まり続けてしまい、

 

 

常に腱に引っ張る力が加わる様になります。

 

 筋肉の引っ張りが腱の肥大化や腱鞘の肥厚化を生み出し、

腱鞘の中を腱がスムーズに動くことができないところから炎症を起こし、

やがて痛みが現れるようになります。

 

筋肉が硬くなると、あまり動かしていなくても必要以上に腱に負担をかける

状態が生じし続けてしまいます。

 

例えば、運動会でおなじみの綱引きを思い浮かべてください。

お互いの力が均衡している時は、一見止まって見えますが、

綱引きをしている人たちは、必死に力を出し綱には切れんばかりの力が

加わっています。

httpstwitter.comより出典

多くの患者さんを診てきたうえで、腱鞘炎の改善には、

 

硬くなった筋肉の緊張を解き、柔軟にすることは必須と考えています。

 

 

 

腱鞘炎の手術では、腱鞘を切り、腱の圧迫を開放することを目的とします。

 

しかし、術後も、痛みが引かない方も中にはいますが、そのような方には、

 

指の動きに関係する筋肉の硬さを解消することで、症状が改善し、

 

再発しないケースはあります。

 

 

 

こちらで行う施術では、指や手の動きに関係する筋肉を柔軟にし、

 

筋肉が硬くならないような、生活習慣やセルフケアなどをお伝えしています。 

 

 

5.肩こりも腱鞘炎に影響

 

腱鞘炎の方に共通していえることは、肩こりの割合が多い傾向にあることです。

肩こり?全然関係ないんじゃないの。

と、思われるかもしれませんが、実は大いに関係があります。

 

 

私たちの体には”筋肉膜”という”膜”で全身が覆われています。

 

肩が凝りの原因の一つには、筋膜も縮んでしまうことで起きます。

 

肩の筋肉が縮むと、指先の筋膜も引っ張られるわけです。

そのことで、指の動きを邪魔して動きに負担をかけてしまいます。

 

例えば、ゴム手袋をはめた状態で、手袋の端をギューッと伸ばすと、

指先がピンピンに引っ張られます。その状態でグーパー指を動かすには、

 

 

普段よりも力が必要となります。

 

httpsems.penncare.netより出典

必要以上に筋肉を使うという事は、同じことをしていても、腱や腱鞘に負担を

かけてしまい、炎症を起こしやすくしてしまいます。

 

こちらでは、痛みの現れる手や指もそうですが、

体全体を一つながりと、とらえて治療をすることで早期回復と再発予防をしていきます。 

 

6.性格も腱鞘炎発症に関係!? 

 

腱鞘炎の患者さんの多くは、性格にも共通点があります。

 

どのような性格かといいますと、

責任感強く手際の良い段取り上手の方が特徴です。

いつも何かしていないと気が済まなかったり、今日出来ることは今日中に済ませたい、

という気持ちが強く、段取りを考え、手際の良いく行動できる方が多いように

見受けられます。

 

ですので、職場などでは、人望が厚く責任あるポストについている方も、

少なくありません。

 

とても、素晴らしいことだと思いますが、行き過ぎは体に負担をかけてしまいます。

「これをやったら次にこれをやって、あれをやって」とか、

お風呂に入っている時や、布団に入っている時なども何かを考えたりすることは、

知らず知らずに体に負担をかけることにつながる場合があります。

 

本来ならリラックスできる一時も、緊張状態を作る結果となってしまう

ことがあります。

 

そのことで、無意識に体に力が入ってしまいます。

例えば、体に力が入って緊張すると、肩に力が入り肩が上がる場合があります。

その時、肩の緊張が筋膜を通して指先まで影響をおよぼすことになります。

 

使いすぎてないように思えても、常に力が入っているような体の使い方が、

時に指先のような末端に負担をかけ場合があるのです。

 

前述した、ペンだこができる人と、出来ない人との違いには、

この体の使い方が大きく影響しているといえます。

 

筆圧が高く、肩や腕に力を入れて字を書けば、ペンを持つ指先への負担は大きく

なるからです。

 

腱鞘炎の改善や再発しないために、体の使い方の改善もする必要はあります。

 

でも、どうすればいいの?と思いますよね。

実は、案外簡単な方法が最初の第一歩になります。

私が患者さんにやってもらっていることをお教えいたします。

 

それは、力が入っているご自身に気付いてもらうことです。

 

「仕事の締め切りが間近でPCに向かっている時に力が入っている!とか、

「あっ!テレビ見ている時に肩に力が入っている。」と気づくことです。

 

たった、それだけです。

 

それだけでも気づけば、自然と力が抜けます。

また、ご自身の気づきを伝えてもらうことで、私は、その患者さんにあった施術を

 

組み立てやすくなり早期改善に役立てるようにもなります。

 

 

7.間違った治療法がかえって腱鞘炎を長引かせる

 

・ストレッチ

・マッサージ

・サポーター、テーピング

・痛み止め錠剤、注射

・病院や接骨院でおこなう電気治療

・湿布

・アイシング

 

こちらに来る患者さんは、いろんな治療法を行ってきた末、来られる方が多くます。

ヒアリングをすると上記のような治療を行ってきたことがあげられます。

 

このような治療を一ヶ月やってみて、痛みが改善されていないようだったら

治療方法が間違っている可能性があります。

 

特にストレッチは、筋肉を伸ばすうえで有効ですが、

痛みがある時期にはおすすめできません。

 

痛みによって過敏になっている体に対して、

ストレッチのような刺激を加えることで、体が攻撃されていると感じ、

体を守るためにさらに筋肉を硬くしてしまい、かえって回復を妨げてしまう

可能性があるからです。

 

「治せるのであれば、なんでもやってみたい!」というお気持ちはよくわかります。

でも、今は何かを加えることよりも減らすことで、体の負担を軽くすることもあります。

 

体には、もともと治る力があります。

例えば、傷を負ってそこから出血しても、やがて血が止まりかさぶたになって

傷口がふさがっていくように私たちはこのような力が備わっているのです。

 

間違った治療は傷口をグリグリ広げるようなもので、

かえって治る力を邪魔してしまいます。

 

 私の施術は、ストレッチやマッサージなどのような強い刺激ではなく、

やさしく触れることで筋肉の緊張をとって、

体に備わった治る力を十分発揮できるように働きがけするものです。

8.今からできること

先程も触れましたが、体は筋膜というもので包まれていているため、腱鞘炎の方の多くに、

肩こりの割合が多い傾向にあることもうなずけることです。

 

指のつけ根である腕>肩>肩甲骨まわりの筋肉を動かして柔軟にすることは、

肩こり改善にもそうですが、腱鞘炎の改善にも大きな期待ができます。

 

そこで、関節うごうご体操をご紹介いたします。

無理をせずに楽しんで体を動かしてください。

指に痛みや違和感を感じたらお控えください。

まだま、やれることがあります!!

 

先ほども触れましたが、体には治る力があります。

その力を発揮できるような環境を整えることは今からできます。

これから、それを紹介しますので、ぜひ、やってみてください。

 

 

・痛みや違和感が強くなるようなことはしない

・同じ姿勢や動作をし続けない

・肩の力を抜く、いかり肩に注意、猫背にならない

・グーパー運動や指回し運動、筋トレ等をしない

・十分な睡眠をとる

・38~40℃のお風呂に15分程度、首まで浸かり入浴する

・指先だけで物を持たず、手のひらで包み込むように持つ

 

 など、出来ることからやってみてください。

その他にも、出来ることはありますが、

その方の状態をみてアドバイスさせていただきます。

9.治ったら何がしたいですか?

 

こちらに来られる患者さんを診てきたうえで、早期に治る患者さんの傾向が、

あります。

それは、施術家まかせではなく、ご自身でも積極的に良くしようと行動できる方です。

 

「治るといいな~。」ではなく「必ず治す。」

ご自身に宣言した方は、治りも早いです。

 

「治ったら○○がしたい」という思いは、モチベーションになります。

あなたは、腱鞘炎が良くなったら何がしたいですか?

 

・バリバリ仕事をしたい

・裁縫や手芸を楽しみたい

・穏やかな気持ちで子どもを抱っこしたい

・お料理を作って家族や友達をパーティーをしたい

・たのしくお手紙を書きたい

・お箸を持てるようになって食べ歩きをしたい

 

 

今は痛みで大変ですが、これをきっかけにご自身のお身体を見直す機会にできれば、

きっと大変だった事も、これから先の人生を豊かに大きく変わる分岐点になると思います。

腱鞘炎ここでしっかり治しましょう!わたしも一所懸命お手伝いします。

 

 何か聞いてみたいことや、ご相談がございましたら、お気軽にお電話ください。

必ずお伝えすることがございます。

 

 

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ボデイケアたなか

 

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