手根管症候群

 

 ■手根管症候群の手術をせずに良くする方法

 

あなたは、このようなことでお悩みではありませんか?


☑一日中 手に痺れがある

☑洗い物をしていて食器を落としてしまう

☑小銭を上手くつまみ出せない

☑親指の付け根がゲッソリやせてしまった

☑明け方しびれで起きてしまう

☑ボタンが上手くかけられない

☑指が固まって曲げ伸ばしが大変

 

この様な症状は、病院へ行くと手根管症候群と診断される場合があり、

薬や注射をしても効果がない場合は手術を勧められる場合があります。

 

私のところには、多くの手根管症候群の患者さんが来られますが、

中にはお医者さんから手術を勧められどうしようか悩んでいる方や、

手術後もしびれや痛みが引かない方も少なくありません。

 

ここでは、手術をせず手根管を改善するための方法をお伝えします。

 

1.お医者さんからいきなり手術を勧められて「ビックリしました。」

 

そうおっしゃるⅯさん(40代女性)は、半月前から朝起きた時に

しびれを感じるようになりました。

最初はしびれが朝方だけだったということもあり寝違えたのかな?と

放っておいたものの、数日後1日中しびれを感じるようになり、

3か月後には痛みで夜中に起きるようになりました。

 

親指の動きが悪くボタンをかけることが困難になってきたので、

病院へ行ったところ“手根管症候群”という聞きなれない診断を受けて、

「手術を考えていきましょう。」と言われ驚いたそうです。

 

手術は、「短時間得終わります。」「日帰りで帰れます。」と

お医者さんは説明してくれますが、自分の体にメスを入れることに怖さを感じ、

インターネットでいろいろ検索されてこちらを知ったそうです。

 

 

Ⅿさんは、見た目では全く病人とはわからないので、

家族や職場の同僚にも中々わかってもらえないし、

今まで出来ていたことが、出来なくなってくるのが

とても辛いとおっしゃいます。

 

手根管症候群の手術は手首にある靭帯を切り手根管内の圧迫を開放するものですが、

本来人間には不要なものはないはずなのに、

靭帯にメスを入れてしまう事は自然ではありませんし、

神経が近くを遠いっているのでリスクを負うことになります。

 

Ⅿさんは、今では手根管症候群の手術をせず、

以前の様に生活を送れるようになっています。

 

手術をされて症状が改善競れてる方がいるのも、もちろんですが、

その前にできることをやってみるのも選択の一つかと思います。

2.患者の声

50代 女性の方から

60代女性の方から

3.そもそも手根管症候群とは?

こちらには、手術をされても症状が改善されず来られる患者さんがいますが、

なぜ?手根管の手術をしたのに症状が改善しないのか?そもそも、

どうして手のしびれや痛みが起きるのでしょうか。

 

 手根管とは図の様に骨と横手根靭帯で囲まれた手首に長さ3㎝ほどのトンネルです。

http://www.heartful-health.or.jpより出典 

 

 その中には、9本の指を動かす腱と正中神経が入っています。

わずかな空間ではあるものの普段は支障がないのですが、

何らかの原因で手根管内が狭くなり神経が圧迫されることで、

その先に、痺れや痛みなどの支障が出ます。

また正中神経は親指から薬指までが神経支配領域なので

小指に症状が出ないのもこの症状の特徴です。

 

 

4.手術は完ぺきではない?

 

私どもの整体院には手術をしても手のしびれや痛みが治まらず

来られる患者さんは少なくありません。

手根管症候群の手術は、手首にある手根管という靭帯と骨で囲まれたトンネルで、

靭帯部分を切りトンネルを開放することで、症状の改善をするものです。

 

病院での説明では、「手術は完治を約束するものではない。」、

成功率は50%くらいとおっしゃるお医者さんもいるそうです。

5.手術をしなくても手根管の正しい原因に正しい治療をすれば良くなる

 

手術では、手根管の一部である靭帯を切開するのですが、私のところには、

手術をした後もしびれや痛みが残ってしまう患者さんもいます。

 

その点からも手根管を圧迫していることは結果であると私は考えています。

むしろ、そうさせてしまった原因が必ずどこかにあるわけで、

そこに対処しない限り、いつまで経ってもしびれや痛みが残ってしまう事があります。

 

私たちが手根管症候群の患者さんを診てきて言えることは、

ほとんどの方が手根管以外にも原因があり、そこを改善することで、

しびれや痛みがなくなる患者さんがほとんどで、

 

術後の患者さんでも以前の様に普段の生活に戻られる方はいます。

6.手根管症候群の原因は硬くなった筋肉

 

私は、手根管症候群の原因の多くは硬くなった筋肉だと考えています。

 

それらの筋肉が手根管と神経を圧迫することでしびれや痛みが起きるケースがあるからです。

 

 硬くなった筋肉が手根管の中を圧迫する

手根管の狭いトンネル中を9本の腱と1本正中神経が通っています。

 

 腱は筋肉の先にあるコラーゲン組織のひものような組織で

筋肉の収縮に伴い腱が引っ張られることでその先にある指が動きます。(図参照)

 

 しかし、何らかの原因で硬くなり縮まった筋肉が、

常に腱を引っ張り続けると、それに耐えるために腱が太くなります。

太くなった腱は、手根管の中の正中神経を圧迫することで、

しびれや痛みがでることが考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://f-mt.infoより出典

硬くなった筋肉が正中神経の経路を圧迫する

正中神経(図参照)は、首の頸椎というところから出発して

筋肉の中を通って手根管に至ります。

 

頸椎から肩を通り腕にそって手根管を通過して指先まで伸びるのですが、

その長い経路の中で硬くなった筋肉があると、神経が圧迫されます。

手根管症候群の患者さんは、肩コリが多く、脇と肘周辺の筋肉も硬く、

触れるだけでも指先のしびれが増す方がいらっしゃいます。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.i-l-fitness-jp.comより出典

 

7.生活習慣を見直し手術をせずに良くしたⅯさん

 

手根症候群の原因の多くは硬くなった筋肉ですが、

それはある日突然筋肉が硬くなるのではなく、

生活習慣の積み重ねでそうさせてしまうのです。

 

冒頭で登場したさんは、施術を受けると共に生活習慣を見直したことで

早期に回復し再発することなく以前の様に生活を楽しんでいらっしゃいます。

 

生活習慣を見直すための1つとして“ゆっくり動く”ことを実践していただきました。

手根管症候群の患者さんの特徴として、真面目で一所懸命な方が多い傾向にあり、

さんも常に何かやっていないと気が済まず、

いつもてきぱきと家事や仕事をこなしていました。

 

体の動きが早くなることで、必要以上な力が肩や腕から指先にかけて

働き筋肉に負担をかけ続けることが筋肉を硬くしてしまう結果になります。

手根管症候群の患者さんに肩こりが多いのもその一つだと思います。

 

Ⅿさんは、施術を定期的に受けると共に生活習慣を見直すことで、

通院3回目で手の痛みがなくなり、夜もぐっすり眠ることができ、

 

6回目では以前の様に不自由を感じず生活に戻ることができました。

 

8.間違った治療法を今も続けていませんか?

 

もしあなたが、以下のようなことをされても症状が改善されないようでしたら、

治療法が間違っているのかもしれません。

 

・湿布

・ストレッチ

・マッサージ

・ステロイド注射

・電気治療

 

例えば、湿布は、抗炎症剤が入っているので、

血行を抑え痛みが感じにくくする作用がります。痛みが激しい場合は、

有効な場合がありますが、常に使うとなると筋肉の血液が滞り柔軟性を失い、

かえって回復を遅らせてしまいます。

 

ストレッチやマッサージも痛みやしびれがあるような状態では、

ストレッチやマッサージの刺激に対して過敏に反応し、

筋肉を硬くして準備するためかえって逆効果になる場合があります。

 

今までの治療が1か月やってみても改善がないなら、

一旦やめて様子を見ることをおすすめします。

 

 

9.“ボディケアたなか”があなたにできること

 

私が行う施術は、施術家の手を通じて筋肉に働きかけると共に、

皮膚から脳にリラックスを促す施術を行います。

お体の状態を診て、お家でできるセルフケアもやっていただくことで

早期に症状改善を目指していきます。

また、早い段階で手のしびれや痛みが治る方の多くが、

お家や職場でご自身の体に気を付けて生活されている方が多く、

私は、その方の体の使い方のクセなど診てアドバイスさせていただき

改善と再発しない体づくりを目指しています。

 

 

施術家任せではなく、自ら積極的に症状改善に参加していただき、

 

今ある症状もそうですが、これからの生活がより良くなりための

お手伝いをさせていただきます。

 

10.今すぐできるセルフケア

手根管症候群の患者さんの多くは、肩こりの方が多く、お仕事や家事、テレビを見ている

時ですら肩に力が入ってる方がいらっしゃいます。

 

これから、ご紹介する動画は、肩周りの緊張した筋肉をほぐすことで、筋肉の間を通る

神経の圧迫を開放し、しびれや痛みを軽減することが期待できるセルフケアです。

 

出来る範囲でやってみてください。

痛みや違和感があったらお控えください。

11.良くなったら何がしたいですか?

 

・ぐっすり朝まで寝てみたい

・たくさん料理を作ってみんなに振舞いたい

・大好きな手芸をしたい

・子どもを優しく抱っこしたい

・園芸を楽しみたい

など、

この気持ちが、何より早く治す近道です。

正しい原因に対して正しい治療をすれば必ず改善する症状です。

「そうなったら、いいな。」から「そうなる。」にご自身に宣言して、

一緒に良くしましょう。

 

もし、不安を感じていたり、悩んでいたら、お気軽にお電話くださいね。

必ずお伝えすることがあります。

 

 

大変なときこそ大きく変わる時です。だから大丈夫です。

私がしっかりサポートします。

関連ブログは、こちらから

からだ  たから だから

ボデイケアたなか

 

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